【 世界巡回箱プロジェクト インド編 2021 】

世界各国のアートの副産物（廃材）を回収し、そのプロセスとともに展示するプロジェクト

作品概要：

世界中あらゆる場所でアーティストの手によって無数の作品が日々生まれてる。そして、その制作過程で捨てられる廃棄物もまた同時に生まれている。その廃棄物を『副産物』と呼び替えてみることで、捨てられるはずだったものが価値あるものに見えてくる。副産物という視点によって、作品だけでは見えてこなかったレイヤーの存在に気づくことができる。人がアートを生み出すという本能的な行為が、新型コロナウイルスの感染拡大の最中でもなお世界中で営まれていることは非常に興味深いことだ。物理的に人が移動できない今だからこそ、副産物という『もの』を介した人間の思考に目を向けてみることがこのプロジェクトの目的である。

箱について：

・サイズ　D540mm × W790mm × H510mm　

・重量　約2kg　

・素材　強化ダンボール、木材、固定ベルト

・輸送手段　船便

内容物：

・副産物回収のための指示書・副産物産店からの手紙・使い捨てカメラ・録音機器・GPSなど

期間：2021年 2月 - 5月