2023/08/28 20:11
「BUYBYPRODUCTS CIRCULATION STUDIO」
新しい視点と循環を生み出す
壊れているもの、古くなった道具、使わなくなったもの、使おうと
思って結局使わなかった素材、プロトタイプ、制作過程でどうして
も出てしまう端材、廃棄処分される作品…… etc. 我々の身の回り
には様々な“廃材”があります。
廃棄されてしまうものたちを“副産物”という「新たな素材」とし
て捉えてみる。
この色も素材も大きさも異なる面白い素材たちをつかって、アー
ティスト、建築家、デザイナーと学生たちが様々な実験を繰り返し
ながらもう一つの価値の可能性を希求します。
BUYBYPRODUCTS プロジェクトは、2022年に新設されたウルトラファクトリーのプロジェクトです。
BUYBYは廃材を「副産物」と捉え、新たな価値を付加した商品
開発や建築材などの異なる用途に生まれ変わらせることを活動
の目的にしています。
芸術大学では各学科からさまざまな副産物が大量に排出されま
す。現状はそのほとんどを廃棄していますが、誰かにとって必
要なものであったり、別のものに生まれ変わらせれば魅力的な
モノになったりします。
現在、ウルトラファクトリー 2Fの一部を改修し、大学内のあらゆる廃材やそれを活用するアイデアが集まる循環の拠点「BUYBYPRODUCTS Circulation Studio」をつくっています。
初年度は拠点の整備と、学生が自由に使える資材循環ボックス「みどりの箱」の製作に注力しました。2023年度からはいよいよ学内での資材循環を開始するために、スタジオの運営や広
報物の作成、みどりの箱の設置、また副産物を活用したプロダ
クトの開発・ブランディングなどを行っていきます。
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京都芸術大学
ULTRA PROJECT BUYBYPRODUCTS プロジェクト
デイレクター:副産物産店(矢津吉隆・山田毅)・松本尚子・中村紀章・水迫涼太
https://www.kyoto-art.ac.jp/project-2023/pdf/ultra/06.pdf




